「今回はちょっとイメージがあるんだ」と、
何やらを描きだしました。
うん、これは花瓶のようですよ。
粘土の空気を抜くために良く練ります。
※一回の作品作りで1kgの粘土が与えられます。Tさんは2作品作るようです。
タオルの上で平たくしています。
これは、生地の模様を利用するため、とのこと。なるほど。
両端に、同じ厚みの板を置き、厚みを均等にする工夫をして、花瓶の材料を作り出しました。
※だいたいの道具は揃っています。先生のやさしいアドバイスも勉強になります。
底を作っています。
底部分を支えながら、本体を筒に巻いています。
「うん、いいんじゃな~い。」
そ~っと、筒を抜き取りました。
「うん、いいじゃん。いいじゃん図面通りの出来よ。」
第一回目はここまで。
作品は、この粘土状態で保存してくれます。
数週間後、やや乾燥してきた粘土を、仕上げます。
今回は、全体をきれいに整え、模様を付けました。
かなり時間が掛かりました。
よし、いい感じです。
これを、「素焼き」します。
「素焼き」が来るのは、数週間後。来るのが楽しみです。
素焼き後の色付け作業も楽しみです。
お待ちくださいね。
数週間後、「素焼き」された作品が来ました。
表面をサンドペーパーできれいにし、水で削れた土を落とします。
そして、底部分など窯にくっつかない様に、また、色を付けたくないところに「撥水(はっすい)剤を塗ります。
色づけは、見本をみて、鉛筆で釉薬(ゆうやく)の名と範囲を書き込みます。
後は「本焼き」を待ちましょう。